- 高野山の散策地図と歴史探訪ガイド -
壇場伽藍周辺の宿坊

高野山の宿泊(概略)

- Zue Maps 高野山 -

高野山には117の寺院がありますが、そのうち52の寺は宿泊することができ、「宿坊寺院」と呼ばれています(宿坊)。 かつての宿坊は、それぞれ全国各地の大名等との檀縁関係を持っていたため、出身地ごとに宿泊する寺院が決まっていました。 そのためどの宿坊にも、それぞれ独自の歴史があり、それは環境や客室、精進料理、庭園、風呂などの違いにも現れています。 般若湯(はんにゃとう)といってアルコールも飲むことができるのも、「現世肯定の哲学者」空海がつくった高野山ならではです。 早朝の勤行など、修行体験ができる宿坊も少なくありません。

壇場伽藍周辺

西南院(さいなんいん)

高野山の裏鬼門を守る寺院。鳥羽法王の勅願寺でした。

一泊二食:10500~15750円(2名以上) 一泊二食8400円~(15名以上) Tel:0736-56-2421 「弁天前」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約100名 団体約130名

報恩院(ほうおんいん)

如海上人が開基。仁雅僧正によって復興され、中島都史多院と呼ばれました。

一泊二食:10,000円 Tel:0736-56-2350 「愛宕前」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約30名・団体約50名

宝亀院(ほうきいん)

延喜21年(921年)、醍醐天皇の枕元に空海が立ったことがきっかけで開基された寺院です。

一泊二食:10,000円 Tel:0736-56-2018 「金堂前」バス停下車 収容人員:個人約50名・団体約100名

桜池院(ようちいん)

白河天皇の第四皇子、覚法親王が開基。正嘉2年(1258年)に後嵯峨院が詠んだ和歌で知られています。

一泊二食:11,000円 Tel:0736-56-2003 「金堂前」バス停下車 収容人員:個人約70名・団体約120名

遍照尊院(へんじょうそんいん)

空海が摩訶毘慮遮那如来如意宝生の三昧を体得した遍照ヶ岡に建立された寺院です。

一泊二食:9450円(4名以上)12600円(2名)~17850円 Tel:0736-56-2434 「金堂前」バス停下車 収容人員:個人約80名・団体約162名

成就院(じょうじゅいん)

「ハンカチノキ」「なんじゃもんじゃの花」「日本しゃくなげ」などの花で知られる寺院です。

Tel:0736-56-2430 「霊宝館前」バス停下車 収容人員:個人約50名・団体約70名

釈迦文院(しゃかもんいん)

古い庭園、藤の花、萩の花で知られています。

一泊二食:9,500円~ Tel:0736-56-2639 「霊宝館前」バス停下車 収容人員:個人約70名・団体約100名

増福院(ぞうふくいん)

鎌倉時代の僧侶・覚海が天狗として昇天した伝承が伝わる寺院です。

一泊二食:9,500円 Tel:0736-56-2126 「霊宝館前」バス停下車 収容人員:個人約80名・団体約80名

天徳院(てんとくいん)

徳川秀忠の次女であり、前田利常の正室になった天徳院(珠姫)の遺骨を納めた寺院。庭園は重要文化財です。

一泊二食:8400~15750円 Tel:0736-56-2714 「金剛峯寺前」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約200名・団体約200名

常喜院(じょうきいん)

保元元年(1156年)、心覚阿闍梨が再興した寺院です。

一泊二食:9450~10500円 Tel:0736-56-2321 「千手院橋」または「金剛峯寺前」バス停下車 収容人員:個人約60名・団体約80名

総持院(そうじいん)

冷暖房完備の宿坊寺院です。

一泊二食:12000~35000円 Tel:0736-56-2111 「金剛峯寺前」バス停下車、徒歩5分 収容人員:個人約60名・団体約60名

親王院(しんのういん)

平城天皇の第三皇子、真如親王が開基した寺院です。

一泊二食:9500円(4名より) Tel:0736-56-2227 「大塔口」バス停下車 収容人員:個人約12名・団体約30名

龍光院(りゅうこういん)

宿泊は、先祖供養の檀家限定です。

Tel:0736-56-2105 「大塔口」バス停下車 収容人員:個人約20名・団体約35名

明王院(みょうおういん)

空海が伽藍鎮護のために創建した寺院です。本尊は後醍醐天皇や徳川家康も帰依した日本三不動の一つ「赤不動」。

一泊二食:10,500円~ Tel:0736-56-2106 「大塔口」バス停下車 収容人員:個人約40名・団体約60名

西禅院(さいぜんいん)

静かな環境の宿坊です。庭園は重森三玲による作庭。

一泊二食:8400~12600円 Tel:0736-56-2411 「大塔口」バス停下車、徒歩5分 収容人員:個人約50名・団体約60名

宝城院(ほうじょういん)

後白河法皇が阿闍梨を置いた寺院で、元閑院宮家の菩提所。壇場伽藍の裏にあり、夜には根本大塔のライトアップを見ることができます。

一泊二食:9450円~(料理により変動) Tel:0736-56-2431 「大塔口」バス停下車、徒歩5分 収容人員:個人約60名・団体約150名

正智院(しょうちいん)

明神岩山を借景とする830平方メートルの枯山水の庭園は、重森三玲の作庭です。

一泊二食:9,975円 Tel:0736-56-2331 「高野山高校前」バス停下車 収容人員:個人約60名・団体約130名

高野山北部の宿坊

蓮花院(れんげいん)  

徳川家の菩提寺です。

一泊二食 11,550 円~13,650 円 Tel: 0736-56-2017 収容人員:個人約60名・団体約60名 13室・大広間1室・中広間1室

一乗院(いちじょういん)

錦鯉の遊泳する泉水庭園があります。

一泊二食 9500円~(休前日・繁忙期は10500円~) Tel:0736-56-2214 収容人員:個人約60名

本王院(ほんのういん)

平安時代末期、保元3年(1158年)の開基。江戸時代末期の安政年間に五大院と合併し、現在地に移転しました。

Tel:0736-56-2134 収容人員:個人約100名・団体約120名 31室・大広間1室・中広間2室

普賢院(ふげんいん)

大冶年間(十二世紀)に覚王親王が力葉上人から念持仏の普賢菩薩を与えられたことから、開基されたという寺院です。

一泊二食9450~15750円(1名は10500円~) Tel:0736-56-2131 収容人員:個人約150名・団体約230名 44室・大広間1室・中広間1室

普門院(ふもんいん)

空海の師である南都の学匠、勤操大徳(ごんぞうだいとく)が開基。空海自筆の肖像画(国宝)が伝えられています。庭園は小堀遠州の作と伝えられます。

一泊二食12600円~ Tel:0736-56-2224 「警察前」バス停下車、徒歩2分 収容人員:個人約30名・団体約80名 19室・大広間1室・中広間1室

無量光院(むりょうこういん)

開基は平安時代、白河法皇の第四王子・覚法親王の創建と伝えられます。織田家との関係が深く、織田信長の墓所の管理をしている寺院でもあります。

一泊二食9450~12600円 Tel:0736-56-2104 「高野警察前」バス停、または「千手院橋」バス停下車。徒歩5分 収容人員:個人約100名・団体約150名 25室・大広間1室・中広間2室

本覚院(ほんがくいん)

苔を配した石庭や池泉庭など、四つの庭園があります。江戸初期には、狩野探幽が滞在しました。 一人での宿泊や、ペット同伴の宿泊も受け付けています。

一泊二食10500~17850円 Tel:0736-56-2711 「高野警察署前」バス停下車、徒歩1分 個室36室・大広間1室・中広間1室 収容人員:個人約120名・団体約150名)

福智院(ふくちいん)

高野山最大の規模を持つ宿坊寺院で、重森三玲氏による3つの庭園で知られています。狩野探幽の竹林遊鶴図や井伊直弼や徳川家の遺品が展示されています。 天然石バイオ温泉は24時間入浴可能で、女性専用の露天風呂もあります。

一泊二食 8400~26250円(一名13650円~ 二名10500円~) Tel:0736-56-2021 「警察署前」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約180名・団体約250名 66室・大広間1室・中広間4室

龍泉院(りゅうせんいん)

延長・承久の年間(923~938)に真慶律師が開基。空海が善女龍王を勧請し、雨請祈願を行ったことが寺名の由来です。 空海の作で、毛利元就が寄贈した、真言八祖・龍猛(りゅうみょう)菩薩像と弘仁仏が有名です。 拝観は無料ですが、宿泊は檀信徒に限定されています。

一泊二食 9450円 Tel:0736-56-2439 収容人員:個人約110名・団体約150名 29室・大広間1室

光台院(こうだいいん)

1221年、白河天皇の第四皇子、覚法親王が開基で、以来27代にわたり法親王が参籠したことから、高野御室とも呼ばれます。 快慶作の阿弥陀三尊(勢至菩薩、阿弥陀如来、観音)が有名です(拝観は要予約)。

Tel:0736-56-2037 「警察署前」バス停下車、徒歩3分 収容人員:個人約30名・団体約50名 18室・大広間1室・中広間1室

南院(なんいん)

どの部屋からも庭園を見ることができる宿坊です。樹齢約500年の高野槇(こうやまき)で造られた大浴場もあります。 本尊は空海が唐から帰国する際、立ちはだかる荒波を鎮めたと伝わる浪切不動明王(重要文化財、開帳は6月28日のみ)です。

一泊二食 9500~13000円 Tel:0736-56-2534 「浪切不動前」バス停下車すぐ 収容人員:個人約70名・団体約100名 22室・大広間1室・中広間1室

西室院(にしむろいん)

空海が創建した寺院で、本尊の児不動明王像(秘仏)は空海作と伝えられています。合併した髄心院の本尊、薬師如来像も空海作と言われ、多聞院の本尊、毘沙門天像は国の重要文化財です。 源頼朝と頼家、実朝の供養塔(五輪塔)もあります。

一泊二食 9450円(個人) 8400円(団体) Tel:0120-33-2466 「一心口」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約100名・団体約130名 40室・大広間1室

蓮華定院(れんげじょういん)

関ヶ原の戦いの後に配流された真田昌幸・信繁(真田幸村)父子が暮らした場所です。その後、真田父子は麓の九度山に移りました。 入り口には六文銭(真田家の家紋)が描かれ、宿坊の調度品や器にも六文銭が入っています。真田父子が滞在した部屋「上段の間」が復元され、保存されている遺品とともに拝観できます。

一泊二食 9450円~ Tel:0736-56-2233 「一心口」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約120名・団体約150名 48室・大広間1室

高野山東部の宿坊

安養院(あんにょういん)

古くから宿坊として栄えた寺院で、鎌倉末期には融通念仏宗の中興の祖、法明上人が十年間にわたって修業の道場としました。 戦国時代の天正年間には、毛利元就が安養院の十六世、勢尊法印に帰依し、その弟子となります。以来、毛利家の菩提寺となりました。 境内にある金蔵院の本尊、愛染明王像は平安時代初期の天長9年(832年)に作られた重要文化財です。

一泊二食:10,000円~ Tel:0736-56-2010 「一心口」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約80名・団体約130名 26室・大広間1室

金剛三昧院(こんごうさんまいいん)

源実朝(鎌倉幕府三代将軍)の菩提を弔うため、北条政子が寄進した寺院です。多宝塔は国宝で、日本三名宝塔の一つ。

一泊二食:9450~13650円(1名は10500円~) Tel:0736-56-3838 「千手院橋」バス停下車、徒歩10分 収容人員:個人約150名・団体約200名 63室・大広間1室・中広間4室

高室院(たかむろいん)

安土桃山時代の天正18年(1590年)、相模・小田原城主の北条氏直が豊臣秀吉に降伏後、潜居した寺院で、小田原坊とも呼ばれます。

Tel:0736-56-2005 「小田原通り」バス停下車 収容人員:個人約100名・団体約100名 27室・大広間1室

大円院(だいえんいん)

境内の庭園には、滝口入道と横笛の悲恋の物語にまつわる「鶯の井戸」や「鶯の梅」があります。 宿泊者以外でも、昼食に精進料理を頂けます(要予約)。

一泊二食:8500~12600円(子供料金は70%) Tel:0736-56-2009 「小田原通り」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約133名・団体約153名 35室・大広間1室・中広間2室

西門院(さいもんいん)

広い庭園があり、一人での宿泊も受け付けている宿坊です。

一泊二食:9450~15750円 Tel:0736-56-2031 「小田原通り」バス停下車すぐ 収容人員:個人約80名・団体約100名 39室・大広間1室・中広間1室

持明院(じみょういん)

森蘊が作庭した「八葉蓮華の前庭」がある木造の寺院です。お市の方(織田信長妹、浅井長政夫人)の肖像など、書画や仏像も多数所蔵しています。案内は20名以上の団体の場合は無料です。

一泊二食:9450~21000円(1名13650円~、子ども半額) Tel:0736-56-2222 「蓮花谷」バス停下車、徒歩数分 収容人員:個人約120名・団体約150名 37室・大広間1室・中広間1室

成福院(じょうふくいん)

一人での宿泊も可能な宿坊です。 かつての住職はビルマ戦線の軍属僧を経験しており、その体験からビルマ方面の戦没者を慰霊する摩尼塔(成福院の隣にある六角二層の建物)やパゴダ(奥の院)を建てました。

一泊二食:9500~13000円 Tel:0736-56-2109 「蓮華谷」バス停下車すぐ 収容人員:個人約100名・団体約120名 22室・大広間1室・中広間1室

不動院(ふどういん)

平安時代の延喜7年(906年)、済高大僧正が西谷に開基した12ヶ院の一つです。本尊は不動明王像。 境内には鳥羽法王の后・美福門院の陵墓があります。山階宮家菩提寺でもあり、山階別院の称号があります。

一泊二食:11,025円~ Tel:0736-56-2414 「蓮華谷」バス停下車 収容人員:個人約50名・団体約120名 27室・大広間1室・中広間1室

三宝院(さんぼういん)

空海の母が高野山の麓・九度山で建立した寺院で、後に高野山上に移転しました。重要文化財の「北面大師」を所蔵しています。 阿字観(3000円)や写経(2000円)の指導も受けることができます。

一泊二食:9500円~ Tel:0736-56-2004 「蓮花谷」バス停下車すぐ 収容人員:個人約80名・団体約150名 40室・大広間1室・中広間1室

北室院(きたむろいん)

檀信徒のみが宿泊できる寺院です。

Tel:0736-56-2059 収容人員(個人約10名・団体約40名) 個室14室・大広間2室

遍照光院(へんじょうこういん)

空海が創建した寺院で、平安時代後期には白河法皇の参詣の折に座所となりました。池大雅山水襖絵(国宝)など文化財を多数所蔵しています。

一泊二食:9500~12600円 Tel:0736-56-2124 「蓮花谷」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約150名・団体約200名 31室・大広間1室・中広間1室

上池院(じょうちいん)

空海が初めて高野山に登った時、この辺りを仮の住まいとしていました。その300年後、興教大師がここでわらじを解いたことから、「弘法大師興教大師両高祖ぬれわらじの寺」の名があります。

一泊二食:8500円~14500円(一人は10000円~) Tel:0736-56-2318 「苅萱(かるかや)堂」バス停下車、徒歩5分 収容人員:個人約150名・団体約150名 28室・大広間1室

地蔵院(じぞういん)

地蔵菩薩を本尊とする寺院で、常陸の多賀谷家、丹波の稲葉家、分部家、大和の本多家、越前の松平家、伊勢の藤堂家など、各地の大名が菩提寺としました。

一泊二食:9,500 円~15,750 円 Tel:0736-56-2213 「苅萱(かるかや)堂」バス停下車、徒歩5分 収容人員:個人約60名・団体約80名 24室・大広間1室

密厳院(みつごんいん)

新義真言宗の開祖、覚鑁の住坊だった寺院です。

一泊二食:10,500円~ Tel:0736-56-2202 収容人員:個人約100名・団体約150名 39室・大広間1室

大明王院(だいみょうおういん)

宗派に関わらず、納骨供養や先祖供養を受け付けている寺院です。

一泊二食:13,650円 Tel:0736-56-2521 「苅萱(かるかや)堂」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約100名・団体約150名 25室・大広間1室

恵光院(えこういん)

1人でも宿泊でき、阿字観や写経(無料)も指導してもらえる宿坊です。

一泊二食:10500~12600円 Tel:0736-56-2514 「苅萱(かるかや)堂」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約70名・団体約120名 33室・大広間1室・中広間2室

光明院(こうみょういん)

平安時代末期、木曾義仲に殺害された円恵法親王(後白河法王の皇子)の菩提を弔うために建てられた「長史坊」が前身です。 後に光明院と改められ、阿波の大名・蜂須賀家の菩提寺となりました。

一泊二食: Tel:0736-56-2149 「一橋口」バス停下車すぐ 収容人員:個人約80名・団体約125名 32室・大広間1室・中広間1室

熊谷寺(くまがいじ)

住職による「地獄極楽絵解き話」を聞ける宿坊です。

一泊二食:10,500円~ Tel:0736-56-2119 「一橋口」バス停下車すぐ 収容人員:個人約120名・団体約120名 43室・大広間1室

赤松院(せきしょういん)

広大な庭園やうぐいす張りの廊下、左甚五郎の木彫りの虎などを見ることができます。

一泊二食:9450~18900円 Tel:0736-56-2734 「一橋口」バス停下車、徒歩1分 収容人員:個人約200名・団体約250名 60室・大広間1室・中広間1室

清浄心院(しょうじょうしんいん)

奥の院の入り口「一の橋」のすぐ近くにある宿坊です。

一泊二食:9450~12600円 Tel:0736-56-2006 「一橋口」バス停下車 収容人員:個人約60名・団体約70名 21室・大広間1室

宝善院(ほうぜんいん)

小堀遠州が作庭した鶴亀式山水の庭は、高野山で最古の庭園です。

一泊二食:9450~12600円 Tel:0736-56-2658 「一の橋」バス停下車、徒歩3分 収容人員:個人約70名・団体約110名 23室・大広間1室・中広間2室

国民宿舎(巴陵院)

巴陵院(はりょういん)は高野山の北部、女人堂と徳川家霊台の間にある宿坊寺院で、高野山唯一の国民宿舎です。 室町時代(戦国時代)の大永年間(1521~1528年)に、後柏原天皇の第三皇子、青蓮院宮尊鎮法親王が住み、御所坊、または福蔵院と呼ばれました。 その後、奥州の相馬家や伊達家、河内の高木家などの大名の菩提寺となり、江戸時代初期の承応2年(1653年)に巴陵院と改称されました。巴陵とは、戦国時代に伊達政宗と渡り合った相馬義胤(そうまよしたね)の法名からとっています。 巴陵院は、修験道とも深い関わりを持つ寺院です。高野山の行人(ぎょうにん、奥の院を守護した僧侶)が輪番で正大先達(しょうだいせんだつ、山伏の最高位)を勤めていましたが、巴陵院はその拠点の一つでした。 修験道の名残で、本堂には法螺貝と役行者像が安置されています。 山門は鎌倉時代に建立されたもので、高野山で最古の建築の一つです。 金剛峯寺までは徒歩7分、霊宝館までは10分、奥の院までおよそ1時間です。 朝と夕方の勤行があり、朝の勤行は参加自由です。護摩で心身を清めた後、法話があります。希望すれば坐禅の指導や、悩み事などの相談もしてもらえます。

巴陵院

〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山702 Tel: 0736-56-2702 Fax:0736-56-2936 基本プラン ¥6,825(税込)~ 素泊まりプラン ¥4,200(税込)~ チェックイン16:00、チェックアウト10:00 収容人員:個人約70名・団体約100名 19室・大広間1室・中広間1室

玉川旅館

旅館を改装した高野山で唯一のビジネスホテルです。全室バストイレ付ですが、外観は昔の和風建築のままです。 素泊まり形式で、部屋の中で自由に食事ができます。カップラーメン、コーヒー、お茶は無料です。また、1週間前に申しこむと夕食を用意してもらえます。朝食はコーヒー、トースト、ゆで卵のサービスがある他、チェックイン時に申し込むと近くの一の橋観光センターでも食べられます。 提携先の宿坊寺院(宝善院、赤松院、金剛三昧院、天徳院)で早朝の勤行や写経、坐禅、阿字観、本格的精進料理などを体験することも可能です。

玉川旅館

〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町大字高野山53 Tel: 0736-56-5251 Fax:0736-56-5250 アクセス:高野山りんかんバス(奥の院行き)「玉川通り」バス停下車すぐ シングル(1室):7000円 ツイン(7室):14,000円(2名) セミダブル(3室):8,000円(1名)、10,000円(2名) ダブル(2室):9,000円(1名)、12,000円(2名) 大部屋(和室1室):16,000円(2名)、18,000円(3名)22,000円(4名)、25,000円(5名) 朝食(AM7:30~):ごま豆腐付和定食 1000円  チェックイン:PM4:00 チェックアウト:AM10:00 門限:PM10:00 有線LAN使用可(フロント貸出) 駐車場:あり(無料、20台)

高野山ユースホステル

寺院の別荘だった建物を改築したユースホステル。当面の間、休館となっています。