タリンの概略

エストニアの首都、タリンの概要をご説明します。

人口およそ40万のタリンはエストニアの北岸にあり、フィンランド湾に面しています。 湾の対岸にあるヘルシンキからは80キロメートル。 ヘルシンキからのフェリーや高速船は、町の北東にあるタリン港(Reisisadam、レイスィサダム)に到着します。 タリン空港(Tallinna Lennujaam)は町の南東4キロのところにあり、市内までのバス(2番)が30分間隔で運行しています タリン中央駅(Balti Jaam、バルティヤーム、バルト駅)は町の北西、旧市街から数百メートルのところにあります。 長距離バスターミナル(Tallinna Bussijaam)は 、新市街の南東のLastekodu (ラステコドゥ)通り(空港と旧市街を結ぶルートの中間地点付近)にあり、そこからトラム2番または4番で旧市街まで行けます。 長距離バスは旧市街のすぐ近くのタッムサーレ公園付近のオペラ座前にも停車します。

タリンの地図

港から300メートルほどのところに城壁や公園に囲まれた旧市街があります。観光地のほとんどは、南北1キロのこじんまりとした旧市街にあります。 旧市街の南東には、ソ連時代に形成された新市街が広がっています。 まだまだソ連時代の建物も多いですが、独立後は観光客やフィンランド人の買い物客を目当てにホテルやショッピングセンターが次々と建ち、資本主義の町らしくなってきています。IT産業が盛んなことから「バルト海のシリコンバレー」とも呼ばれています。

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