エストニアの土産
このページでは、エストニアの土産についてご案内します。
ニット製品
漁に出る男たちが冬の寒さをしのぐために生まれたニット製品。エストニアの伝統的なニットは、通常のニットよりも毛糸を細かく、硬く編み込むのが特徴です。 現在では昔ほど硬くありませんが、毛糸と毛糸の隙間が小さくなっており、風を通しません。 エストニアの女性たちは古くから、男の厄除けと幸運など、様々な祈りをこめてニットを編んできました。他の北欧諸国とも違う、エストニアならではのオリジナルなデザインも少なくありません。 今でも、ニットは女性たちが個人で編んだ手作り製品です。一つの製品を作るのに数日かかります。 1991年の独立後、エストニア文化が復興する中で、伝統的な手編みニットの人気が高まりました。 タリン旧市街の城壁には「セーターの壁」と呼ばれる場所があり、ニット製品を売る屋台が並んでいます。
地ビール
エストニアでは13世紀中頃からビールが作られ、16世紀には結婚式や家族の記念日、洗礼、葬式などの際に飲むための、庶民の飲み物として普及しました。 エストニアを代表するビールといえば、SAKUビールです。タリンから20km南にあるサク市で作られています。ここの醸造所の歴史は19世紀初頭にさかのぼります。アルコール度は高めですが、後味はさっぱりしています。サク市は長野県佐久市の姉妹都市なので、長野県民へのお土産には最適かも知れません。 A.Le coqビールも、SAKUビールと並んで有名です。
麻製品
エストニアは、上質な麻の生産地としても知られています。タリンには、麻製品をリーズナブルに買える店が沢山あります。
琥珀
バルト海の東岸は昔から「琥珀海岸」と呼ばれるバルト琥珀の生産地です。