タルトゥ新市街の見どころ
このページでは、エストニア第二の都市、タルトゥの新市街にある「エストニア国立博物館」、「KGB監獄博物館」、「タルトゥ市立博物館」などの見どころをご案内します。
エストニア国立博物館
「悪魔の橋」をくぐって坂を下ったら交差点がありますが、直進して木立に囲まれたJ.Liivi通りを進みましょう。 突きあたりで左折してVeski通りを南に行くと、J. Kuperjanovi通り。この右側にある建物が、エストニア国立博物館(Eesti Rahva Muuseum)です。 伝統的な生活用品や農具、漁具、そして民族衣装などが展示されており、かつてのエストニア各地の庶民の暮らしがよく分かるようになっています。
住所:J. Kuperjanovi 9, 50409 Tartu
KGB監獄博物館
J. Kuperjanovi通りを東に進み、そのまま道なりにPepleri通りを南下しましょう。幹線道路のRiia通りとの交差点の右側にある、いかにもソ連を思わせる建物がKGB監獄博物館(Tartu Linnamuuseumi filiaal - KGB Kongid)です。 この建物はソ連時代のエストニアKGB(ソ連国家保安委員会)本部で、「灰色の家」と呼ばれて恐れられました。 今は政治犯を監禁した監獄を再現した博物館になっています。タリンの「占領歴史博物館」同様、「ソ連がいかにエストニア人を弾圧していたか」ということを強調した内容になっています。
住所:Riia 15B, 51010 Tartu
タルトゥ市立博物館
KGB監獄博物館からは少し距離がありますが、Riia通りをひたすら北西に進むと、エマユギ川を渡ります。橋の上から左を見ると、川の向こうに旧市街の街並みが見えます。 橋を渡ったら、そのまま公園沿いにNarva maanteeを行ってみましょう。Raatuse通りとの交差点のすぐ先に、新市街では珍しい19世紀の建物があります。 これは「タルトゥ市立博物館(Tartu Linnamuuseum)」で、19世紀の市民の住宅の中に、当時のバルト・ドイツ人市民の生活が再現されています。市民といっても、裕福な商人だったようです。
住所:Narva maantee 23, 51009 Tartu