- 高野山の散策地図と歴史探訪ガイド -

密教美術の宝庫「高野山霊宝館」

- Zue Maps 高野山 -

霊宝館(れいほうかん)は、高野山が所蔵している仏像や仏画などを保管・展示している建物で、博物館に相当します。


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霊宝館の地図と行き方

霊宝館は、高野山の中心エリアの南側にあります。壇上伽藍の南東です。 最寄りのバス停は、「南海りんかんバス(千手大門線/高野山内線)」の「霊宝館前」停留所。駐車場は、すぐ目の前に「霊宝館駐車場」があります。

霊宝館
霊宝館(広域)


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高野山霊宝館の拝観料と開館時間は?

高野山霊宝館の拝観料は、一般料金で1300円。様々な割引制度があります。5月~10月の開館時間は、午前8時30分から午後5時30分までとなっています。

高野山霊宝館の拝観データ

拝観料:一般:1300円 高校生・大学生:800円(※学生証提示必要)小学生・中学生:600円 開館時間:5月~10月 午前8時30分~午後5時30分 11月~4月 午前8時30分~午後5時 拝観受付終了時間:各閉館時間の30分前 休館日:年末年始 割引制度:一般団体割引(20名以上で1名あたりの料金が1200円に)、学生団体割引(責任者等が引率する20名以上の場合、小学生・中学生が1名あたり500円、高校生・大学生が1名あたり700円に)、高野山・世界遺産きっぷ、スルッとKANSAIの2dayチケット・3dayチケット、minapitaカード(それぞれ200円引) 問い合わせ先:0736-56-2029(高野山霊宝館) 参考URL: 利用案内 (高野山霊宝館公式サイト)


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霊宝館観光のポイント

宇治の平等院を模した建築は大正時代の開設時に建てられたものです。 高野山霊宝館には約50,000点の文化財が収蔵されていますが、そのうち21件が国宝に、142件が重要文化財に、そして13件が和歌山県の指定文化財に指定されています。 運慶や快慶の仏像群、空海や源義経の直筆の書、武田信玄やお市の方の肖像画などは特に知られています。 いつ、どの所蔵品が展示されるかは、高野山霊宝館(展覧会について)のページをご確認ください(外部サイト)。

高野山霊宝館の開館日・開館時間

開館日:年末年始を除く 開館時間:8:30~17:30(5月~10月)8:30~17:00(11月~4月) ※ 入館は閉館時間の30分前まで

高野山霊宝館の拝観料

一般:600円 高校生・大学生:350円 小学生・中学生:250円


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霊宝館の歴史など

高野山霊宝館は、高野山が伝えてきた貴重な文化財を保存し、展示する施設として、1921年(大正10年)に高野山真言宗の総本山である金剛峯寺、そして有志者の寄付によって建てられました。 1961年(昭和36年)には大宝蔵を増設。1984年(昭和59年)と2003年(平成15年)にも収蔵庫が建てられました。 高野山霊宝館での展示に加えて、全国各地の博物館への展示品の貸し出しも行っています。 密教芸術の鑑賞に特に興味がある人たちのために、霊宝館や壇上伽藍の根本大塔、金堂が無料拝観もできる「高野山霊宝館友の会」という会員制度もあります。 高野山霊宝館友の会事務局 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山306 電話0736-56-2029(代)


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著名な所蔵品

所蔵品の中で特に著名なものは、以下になります。

八大童子像(国宝・彫刻)

不動明王に仕える童子たちの像。運慶作(運慶が監修)。

孔雀明王像(重要文化財・彫刻)

孔雀堂の元本尊で、快慶作。一切諸毒を除去する「慈悲相の明王」が孔雀に乗っている。

大日如来坐像(重要文化財・彫刻)

西塔の元本尊で、貴重な平安初期の仏像。金剛界の大日如来を表す。

諸尊仏龕(国宝・彫刻)

7世紀に中国で制作され、空海が持ち帰ったと伝えられる諸菩薩像。

阿弥陀聖衆来迎図(国宝・絵画)

阿弥陀如来が西方浄土へのお迎えに来るシーンを描いた「来迎図」の中でも、特に美術的価値が高い作品。

仏涅槃図(国宝・絵画)

釈迦入滅のシーンを描いた仏画。11世紀末の作で、現存する涅槃図の中でも特に古い作品。

武田信玄像(重要文化財・絵画)

長谷川等伯の作。武田信玄の面影を伝える肖像画の中でも特に有名なもののひとつ。

浅井長政夫人像(重要文化財・絵画)

織田信長の妹、柴田勝家の妻、淀殿やお江の母としても知られる「お市の方」の像。

聾瞽指帰(国宝・書跡)

空海直筆の貴重な書。24歳の空海が出家への思いを周囲に伝えるために書いたもので、仏教、儒教、道教を比較し、仏教の優位を説いている。

源義経自筆書状(国宝・書跡)

義経の判官(検非違使)としての仕事を伝えている直筆の書。荘園の横領をめぐる争いで、高野山側の訴えを認めた裁定が書かれている。

金銅三鈷杵(工芸品・重要文化財)

三鈷杵は密教の法具。「空海が唐から帰国する際、師から授かった三鈷杵を投げ、それが高野山まで飛んだ」という伝承から「飛行三鈷杵」とも呼ばれている。